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新教研で伸びる生徒の勉強法

5教科125点から148点へ

成績が伸びる子が繰り返していること

「家ではあまり勉強しているように見えません」

「受験生なのに、この勉強時間で大丈夫でしょうか」

地頭塾でも、保護者の方からこうした相談を受けることがあります。

もちろん、受験勉強では一定の勉強時間を確保することは大切です。

しかし、新教研などの模試を継続して見ていると、単純に

「勉強時間が長い生徒ほど成績が伸びる」

とは限りません。

では、着実に受験学力を伸ばしていく生徒は、どのような勉強をしているのでしょうか。

今回は、地頭塾に通うある中学3年生の事例をもとに考えてみたいと思います。

5教科125点から148点へ

ある中学3年生の新教研の結果です。

前回の5教科合計は、

125点。

そして今回の9月号では、

148点。

5教科で23点アップしました。

一度だけ大きく点数が上がったというよりも、受験勉強を続ける中で、少しずつ「できる問題」が増えてきた結果です。

さらに、この生徒は運動部に所属しています。

秋まで練習や大会があり、夏休み以降も受験勉強だけに集中できる生活ではありません。

学校、部活動、受験勉強。

限られた時間の中で今回の成績アップにつなげたことには、大きな意味があると感じています。

実は、特別な勉強はしていません

では、この生徒はどんな勉強をしているのでしょうか。

ものすごく難しい問題集を使っているわけでもありません。

毎日何時間も机に向かっているわけでもありません。

やっていることは、とてもシンプルです。

基礎固め
↓
小テストで確認
↓
実践形式の問題で確認
↓
間違えた問題を確認
↓
もう一度基礎に戻る
↓
再び問題を解く

基本的には、この繰り返しです。

一見すると、とても地味です。

しかし、受験勉強ではこの「地味な往復」が非常に重要です。

伸びる生徒は「間違えた後」が違う

模試や実践問題を解いたとき、

「間違えた」

「点数が悪かった」

で終わってしまう生徒は少なくありません。

ですが、本当に大切なのはその後です。

例えば、数学の方程式で間違えたとします。

そのとき、

「数学が苦手だった」

で終わるのではなく、

計算ミスなのか。

移項ができていないのか。

正負の数の計算に戻る必要があるのか。

どこでつまずいたのかを確認します。

英語の長文が読めなかった場合も同じです。

長文問題を何度も解くだけではなく、

英単語が分からなかったのか。

文法が理解できていなかったのか。

主語と動詞を見つけられなかったのか。

原因によって、戻る場所は変わります。

つまり、

伸びる生徒は「難しい問題へ進み続ける」のではなく、「できなかった原因まで戻る」ことができます。

基礎だけでも、実践だけでも足りない

受験勉強では、

「まず基礎が大事」

とよく言われます。

これはその通りです。

しかし、基礎問題だけを繰り返していても、本番形式の問題で使えるかどうかは分かりません。

逆に、

「過去問をたくさん解けばいい」

「模試をたくさん受ければいい」

というものでもありません。

基礎が十分に身についていない状態で実践問題だけを繰り返しても、同じ間違いを何度もする可能性があります。

大切なのは、

基礎と実践を往復すること。

基礎を身につける。

問題を解いて確認する。

できなかった部分を見つける。

そして、もう一度基礎へ戻る。

この繰り返しによって、

「知っている」

という状態から、

「問題の中で使える」

という状態へ変わっていきます。

これが、受験学力だと考えています。

「家であまり勉強していないように見える」という心配

今回の生徒についても、以前、保護者の方から

「自宅での勉強時間が少ないのではないか」

という心配の声がありました。

そこで本人とも話をしました。

すると、決して何もしていないわけではありませんでした。

毎日最低限、

英単語を覚える。
計算を繰り返す。

こうした基礎的な学習は続けていました。

受験生というと、

「毎日3時間」

「休日は5時間」

といった勉強時間に目が向きやすくなります。

もちろん時間を確保できるなら、それに越したことはありません。

しかし、部活動や学校生活がある中学生にとって、毎日同じだけの時間を確保することは簡単ではありません。

だからこそ大切なのは、

勉強をゼロの日にしないこと。

英単語10分でもいい。

計算問題10問でもいい。

昨日間違えた問題を1問解き直すだけでもいい。

時間がある日は増やす。

忙しい日は最低限を守る。

0か100かではなく、

学習を毎日つないでいく。

この積み重ねが、数か月後に大きな差になります。

部活動が忙しい受験生ほど「何をやるか」を決める

部活動が忙しい生徒ほど、

「何時間勉強するか」

だけではなく、

「今日は何をやれば最低限合格なのか」

を決めることが大切です。

例えば、

・英単語を10分
・数学の計算を10問
・前日に間違えた問題を1問解き直す

これだけでも構いません。

余裕がある日は、理科や社会、実践問題まで進める。

時間がない日は、最低限だけでも続ける。

こうした学習は派手ではありません。

しかし、この小さな継続が受験期後半に効いてきます。

新教研は「点数を見るためだけのテスト」ではありません

地頭塾では、新教研を受験することができます。

もちろん、

「何点だったか」

「偏差値はいくつだったか」

「志望校判定はどうだったか」

も大切です。

しかし、私たちは新教研を

点数を見るだけのテスト

とは考えていません。

むしろ大切なのは、

「今、何ができていて、どこから戻る必要があるのか」

を確認することです。

ある意味、新教研は学習の健康診断のようなものです。

結果が良かったから安心。

悪かったから落ち込む。

それだけではもったいないです。

点数は、現在地を教えてくれる数字です。

そして、その結果から

「次に何を勉強するか」

を決めることに意味があります。

成績が伸びる生徒の勉強は、意外と地味です

今回紹介した生徒がやっていることは、決して派手ではありません。

新しい参考書を次々に買っているわけでもありません。

特別な勉強法をしているわけでもありません。

やっていることは、

基礎をやる。
確認する。
間違える。
戻る。
もう一度やる。

この繰り返しです。

その積み重ねによって、

5教科125点だった点数が、今回148点になりました。

受験勉強とは、

「できない自分」を責めることではありません。

大切なのは、

「どこまで戻れば、できるようになるのか」を探すこと。

間違いは、弱点ではありません。

次に勉強する場所を教えてくれるヒントです。

地頭塾では、新教研の結果も活用しながら、一人ひとりの現在地を確認し、その生徒に必要な「戻る場所」を一緒に考えています。

受験までの時間は限られています。

だからこそ、

ただ勉強時間を増やすのではなく、

「何をできるようにするために勉強するのか」

を大切にしていきたいと考えています。

子供心理・チャイルド心理資格取得講座卒業・修了証明 子供心理カウンセラー®資格資格認定証

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