地頭塾のオープンを前に、子どもとの関わり方を一度学び直そうと思い、『子ども心理カウンセラー』を取得しました。
こちらの資格は知り合いの学校の先生からおすすめされ取得したのですが、最近では学校の先生も子どもの行動心理を理解するために活用されている資格のようです。
子ども心理カウンセラーってなに?
子どもの発達段階、家族・社会との関係など、子どもの人格や性格の形成に関する事柄を理解し、適切なアドバイスやカウンセリングを行うための知識を有していることを認定する資格です。
お腹の中の赤ちゃんから乳児期、幼児期、学童期、思春期など成長に応じた親や周囲の子どもとの関わりとその影響、子どもの仕草から見る心理、子どもの悩みや問題への接し方など、子どもの成長と発達の段階に合わせて適切なアドバイスや助言ができる知識や技術が必要です。
赤ちゃんが泣くのはなぜか
「赤ちゃんの仕事は泣くことだ」と昔から言われています。当たり前のことですが、赤ちゃんは言葉を話せません。なので、「お腹が空いた」「眠たい」「排泄したい」「抱っこしてほしい」これらの欲求を訴えるために赤ちゃんたちは泣きます。また、見落としがちですが、赤ちゃんは不安を感じた時も泣きます。そのため、お腹の中にいた時の環境と違うために不安を感じることがあります。
泣いている赤ちゃんを放置するとどうなる?
泣いたまま放置したり、何も働きかけもせずにいることを続けていると、赤ちゃんは要求を訴えることを諦めてしまいます。「何もしてもらえないこと」を学んでしまうのです。赤ちゃんの「泣く」ことには様々な欲求が隠されていますが、その全てに完璧に対応することはできません。一つ一つできることを探っていくという方法をとっていきましょう。抱っこして、「どうしたの?」と声をかけてあげることが大切で、これだけでも赤ちゃんには「自分の要求に応えようとしてくれている」という姿勢がちゃんと伝わります。
子どもは大人をどう見ているのか
子どもが成長し、自我が芽生え始めると反発するようになります。これにより、イライラを感じる大人も少なくありません。しかし、大人は反発と捉えていても、子どもはそのように思っているのでしょうか。子どもは大人の表情や行動を観察し、それを取り入れていきます。
時代の変化と子どもの心の変化
時代の変化とともに子どもを取り巻く環境は変化していきます。遊びや学習の内容はもちろん、食や設備などの環境は豊かになりましたが、学校でのいじめや学級崩壊は後を絶ちません。その背景には、現代の子どもが抱えるストレスが大きく関係しています。「脱ゆとり教育」からの学校の時間割・学習内容が過密になり、常に評価にさらされています。
地頭塾でできること
比較と競争の中で、子どもにあれもこれもと求めすぎてはいないだろうか。
地頭塾では、一人一人の子どもの性格や子どもが置かれている環境を正確に捉え、個別最適な学習を行っていきます。また、親御さんの想いや悩みに寄り添い、子どものよりよい成長のために何が必要なのか一緒に考えアドバイスをさせていただきます。