子どもに多くを求めるあまり、短い時間の中で「あれもこれも」と習い事を詰め込みすぎてはいないでしょうか?
最近、習い事をさせる親が増えています。そのおかげで、私たちの地頭塾にも多くの生徒が通ってきてくれています。しかし、子どもの習い事について、時々考えさせられることがあります。それは、「その習い事は本当に子どもに必要なのか?」ということです。
習い事の選択、その基準は?
特定の習い事を批判するつもりは全くありません。しかし、自分の子どもにとって必要かどうかを見極めることは重要です。
私自身、小学生の頃にスイミングや卓球、バドミントンなどを経験しましたが、今振り返って「ピアノをやっておけばよかった」と思うことがあります。理由は単純です。かっこいいから。
この経験から感じるのは、親の希望と子どもの意思、どちらも尊重することが大切ということです。ただし、最近人気の英会話やプログラミングといった習い事については少し疑問を抱いています。
幼少期に必要なのは「基礎力」
英会話やプログラミングが大切なスキルであることは間違いありません。しかし、幼少期においては、まず国語力や社会性の習得が優先されるべきだと考えます。
さらに、親自身が英語を使わないのに子どもだけに英語を習わせることや、幼い頃からプログラミングを学ばせることが、本当に効果的なのかは慎重に見極める必要があるでしょう。
地頭塾の取り組み
地頭塾では、基礎学力の向上を最優先としています。特に学校から出された宿題をしっかりとこなすことを重視し、生徒たちに取り組んでもらっています。
また、金融経済についての授業も時々行い、「お金の使い方」「経済の仕組み」など、将来に役立つ知識を教えています。これらは、私が考える「生きるための最重要科目」です。
習い事の選び方
習い事は子どもの視野を広げ、価値観を育むために非常に効果的です。しかし、数ある選択肢の中から情報を取捨選択し、子どもとしっかり話し合うことが欠かせません。
親の期待や流行に流されるのではなく、子どもにとって何が必要かを一緒に考えることが、習い事を成功させる鍵だと思います。
地頭塾は「令和の寺子屋」として、基礎学力を大切にしながら、子どもの未来をサポートしていきます。一緒にお子さまの可能性を広げていきましょう!